栄養と食事

妊娠中に飲んでいいもの(と避けたいもの)

妊娠中に飲みたい水の量、安全な飲み物、カフェインやハーブティーとのつきあい方、完全に避けたい飲み物を紹介します。

やわらかなミントグリーンの背景に、レモンスライスとパステルのストローがささった3Dクレイの水のグラス

妊娠中は水分補給がいっそう大切です。水は羊水をつくるのを助け、赤ちゃんに栄養を運び、便秘や膀胱炎を防ぎ、むくみや頭痛をやわらげます。何を飲めばよく、何を控えればいいのかを紹介します。

妊娠中はどのくらい水を飲めばいい?

1日約2〜3リットルの水分が目安とされています。暑いとき、運動したとき、吐いているときはさらに必要です。おしっこが薄い黄色なら、十分飲めているサインです。

水分を多くとるコツ:

  • マイボトルを持ち歩く
  • レモン、きゅうり、ミント、ベリーで風味をつける
  • 食事やおやつのたびにコップ1杯飲む
  • すいか、きゅうり、オレンジ、スープなど水分の多い食べ物をとる
  • 夜中に何度も起きないよう、早い時間に多めに飲む

妊娠中に安全な飲み物

飲み物安全?ポイント
水、炭酸水はい毎日のいちばんの選択
牛乳、栄養強化された植物性ミルクはい殺菌済みのものを。カルシウム補給に最適
果汁100%ジュースはい、ほどほどに殺菌済みのもののみ。糖分が多いので1日小さめのコップ1杯まで
コーヒー、紅茶、緑茶はい、量に注意カフェインの合計を1日200mg未満に
カフェインレスのコーヒーやお茶はい麦茶やルイボスティーもカフェインなし
よくあるハーブティー(しょうが、ペパーミント、ルイボス)たいていは、ほどほどに1日1〜2杯まで。なじみのないハーブは確認を
スムージーはい殺菌済みの牛乳やヨーグルトと、洗った果物で
ココナッツウォーターはい吐いたあとに便利。糖分に注意
経口補水液・スポーツドリンクときどき体調が悪いときや暑いときに
炭酸飲料控えめにコーラにはカフェインがあり、どれも糖分が多い

妊娠中に避けたい飲み物

  • アルコール。 妊娠中に安全な飲酒量や時期はわかっていません。胎児性アルコール・スペクトラム障害の原因になることがあります。ノンアルコールのビールやワイン(0.5%未満)はよい代わりになります。
  • エナジードリンク。 カフェインやほかの興奮作用のある成分が多く含まれます。
  • 殺菌されていない生乳や、殺菌されていないしぼりたてジュース。 リステリア菌などの細菌のリスクがあります。
  • 手作りや非加熱のコンブチャ。 アルコールや細菌を含むことがあります。
  • 高用量のハーブ療法やハーブティー。 医師や助産師に確認せずに飲むのはやめましょう。

カフェイン:どのくらいからとりすぎ?

カフェインは1日200mg以下に。ドリップコーヒーなら大きめのマグカップ1杯(約350ml)ほどです。コーヒー、紅茶、緑茶、コーラ、エナジードリンク、チョコレートの合計になることを忘れずに。くわしくはカフェインのガイドをどうぞ。

よくある質問

妊娠中に炭酸水を飲んでもいい?

はい。無糖の炭酸水も、ふつうの水と同じように水分補給になります。ただ、人によっては泡で胸やけやおなかの張りが強くなることがあります。

妊娠中に水道水を飲んでも大丈夫?

日本を含むほとんどの地域では大丈夫です。井戸水を使っている場合や水質に不安がある場合は、地域の水道局などに確認しましょう。

妊娠に気づく前にお酒を飲んでしまった。どうすればいい?

今すぐやめて、医師や助産師に伝えましょう。妊娠に気づく前に飲んでいた人はたくさんいて、ごく初期の少量による害のリスクは低いとされています。いちばん大切なのは、これからアルコールを避けることです。

出典

一般的な情報であり、医学的な助言ではありません。必ず医師や助産師の指示に従ってください。

更新履歴
  • : 英語版ガイドからの翻訳です。